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広島電鉄の路面電車がミャンマーを走る

2016.01.23(07:57) 4820

新聞<「広電」ミャンマーで発車・初の路面電車運行>という記事があった。
「広電」とは広島電鉄のことである。バスと路面電車の会社だ。


 
ミャンマー国鉄が、最大都市ヤンゴンで、初めて路面電車の運行を開始した。
広島電鉄が使っていた中古車両を導入したもの。
近年の経済開放に伴い、ヤンゴンでは車が急増して渋滞が深刻化。
公共交通機関の整備が急務で、
日本の国際協力機構(JICA)も環状鉄道などの改修を支援する。
国内では、日本のJR、私鉄各社から譲渡された中古車両が現役で走行している。
ただ、線路などが老朽化し、国鉄は設備更新と電化を目指している。」
 
◆また「週刊新潮・1月21日号」にも「日本の引退列車・異国を走る」の記事があった。
 






「アジア屈指の親日国、ミャンマー。
ヤンゴン市内を走る列車の多くが中古の日本製車両で占められている。
これまでは未電化で、近年まで蒸気機関車が使われていた。2000年代に入り、
ディーゼル車や車両が譲渡され今日に至っている。」
 
「電化の光が射したのは昨年7月。広電が中古の3両編成の路面電車2組を譲渡し、
日本の鉄道技術者の協力を得ながら、ヤンゴン市内約3・5キロの区間で
初の電車を運行することになった。」
 
「昨年10月にヤンゴン市内を走る予定だったが延期、1月10日からようやく
運行開始となった。」「広島市内を走っていた750形。元々は大阪市電の車両。」
 
■広島で走っていた路面電車がミャンマーで走っているとは、
何とも不思議な感じだが、興味深いものがある。
大阪から広島、そしてミャンマーへとつながる不思議な縁だ。


▼なお、昨年7月にあった路面電車の搬出作業の様子が、
広島電気軌道さんの記事にありますので
興味ある方は、下のTBをご覧になって下さい。


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アメリカ・コロラドの旅の思い出

2015.11.27(08:57) 4758

週刊新潮11月26日雪待月増大号に、      
「アメリカ人の心の故郷・コロラド」という記事が
写真6ページにわたって載っていた。
この地は私にとっても懐かしい光景なのだ。







■1997年7月長女の留学の地を訪ねた。当時はまだ高校生だった次女と2人で
アメリカのコロラド州に出かけたのだ。もう18年も前のことでおぼろげな記憶だが。
 
往復航空券だけを買って自分たちで行ったもの。
ツアーではない外国旅行は初めてだったので、無事にたどり着けるかどうか不安でいっぱいだった。
 
英語は今では私をもう完全に超えた次女だが、当時はすべてを私におまかせの旅であった。
頼りない私が英語など旅のすべてを担ったのだ。
 
関西空港(7/2416:55)~ロサンゼルス(乗り換えだけでも迷った。)~
(コロラド州都)デンバー空港~(乗り換え)コロラドスプリングス(にやっと到着)24日の19:11
日付変更線通過やら時差やらでわけが分からなくなったが、丸一日かかったようだ。長かった。
 
■(週刊誌の記事<山口由美さん>の文章を参照して要約してみた。)
 
「一昨年、成田からデンバーまで直行便が就航して約10時間半で着く。」便利になったものだ。
「そこからさらに南に車で約1時間半(飛行機では36分だった)のコロラド州第2の都市、
コロラドスプリングス。」
 
娘の住んでいる場所はさらに南下したプエブロという町だった。
地名は「町や集落」を意味するスペイン語から由来する。
コロラドという地名からしてスペイン語の「赤い色をした」という意味らしい。
 
■「コロラドの代名詞といえば、<アメリカの屋根>ロッキー山脈だ。」
私はロッキーマウンテン・ナショナルパーク(国立公園)にも出かけた。

「その中でもアメリカの富士山とでもいうべき名峰・パイクスピークがそびえる。
アメリカ人にとっては一生に一度は訪れたい場所だという。<アメリカの山>の代名詞。
標高は4301メートルだが、登山電車と車道が通じており楽に山頂まで行ける。」
 
私たちは車で登ったが、富士山よりも高い山に一気に登ったので高山病の症状になった。



麓では半そでのTシャツなのに、頂上では持参の上着を慌てて着るありさまだ。


「登山電車は1890年にはもう開業しており、<世界一標高の高い地を走る鉄道>だ。
麓のマニトュスプリングスからハイクスピークの頂上までの道のり約14キロを
1時間15分かけて登ってゆく。
麓の標高は1839メートルもあり、アスリートの高地トレーニングのメッカだ。」

高地トレーニングと言えば、デンバーの北にあるボルダーも<ランナーの聖地>として知られる。
 
■「ガーデン・オブ・ザ・ゴッズ(神々の庭)はロッククライミングの名所で市民の憩いの場所だ。」



ロイヤルゴージュ(渓谷)には世界一高い吊り橋(365メートル)がかかっており、
いつだったか、日本のテレビでこの場所でバン-ジージャンプをする番組があった。




■位置関係を北から順に表すとこのようになる。

ボルダー                                デンバー
コロラドスプリングス
プエブロ
パイクスピーク山
(ガーデン・オブ・ザ・ゴッド)
(ロイヤルゴージュ)
 


ああ、懐かしい。当時のアルバムを久々に出して眺めた。
昔のアルバムを出して、ゆっくりと眺めることも久しくなかった。
当然ながら、18年も前の写真は私はもちろんのこと子どもたちも若い。

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長江と揚子江の使い分け

2015.06.11(07:37) 4555

中国の長江で客船転覆事故が起きたが、
新聞記事では「長江(揚子江)」となっている。
テレビでは「長江」と言っている。「揚子江」とは言わないのだ。
 
学校では確か「揚子江」と習ったので、なぜ長江というのか不思議だった。
調べてみたところ分かった。
 
◆揚子江とは長江の下流域の一部分のみ、上海辺りを指すのである。
長江は全流を指すのだ。6000㎞あるという。
中国でははっきりと分けているという。
 
100年から200年前に中国にキリスト教の伝道師が入って来たのは
内陸部ではなく沿岸地区だけだった。
その時土地の人が揚子江といっていたのを聞いて、その呼称が伝わったのだ。
 
日本にも最初に揚子江という名前が入って来たのである。つまり誤用だ。
今では川の全流を長江というようになり、正しい方向で呼ばれるようになったという訳だ。

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■中国には2度ほど旅行に行ったが、2000年8月に行ったアルバム写真をを出してみた。
そこには「世界一の長さを誇る鉄道橋<南京長江大橋>」とあった。



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4年前・・・ウィリアム王子の結婚式

2015.03.01(08:47) 4426

イギリスのウィリアム王子が来日しているが、4年前のことを思い出す。
 
2011年

・2月    我が家の初孫の男児がドイツの地で誕生
・3月11日 東日本大震災
・3月30日 私は単身でドイツに出かける(育児の手伝い)
・4月29日 ドイツ滞在中にウィリアム王子の結婚式があった。



その記事⇒
ドイツ生活32「イギリスのロイヤルウェディングテレビ視聴」 2011・4・30

・5月31日 2ヶ月間のドイツ滞在を終えて帰国
 
あれからもう4年。孫も4歳になった。私もそれだけ年を取ったというわけだ。
東日本の大震災からもうすぐ4年になる。
ウィリアム王子には近々第2子が生まれる予定だという。
 
月日の流れの速さを思う。

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エジプト・カイロからの年賀状は今年が最後

2015.02.26(08:21) 4421

今年もエジプトのカイロから年賀状が届いた。
2001年に研修旅行で中米ホンジュラス国へ行った仲間からだ。
今もこうして年賀状を送ってくれる。



この人のことは、私の「海外旅行」の<書庫>に2012年からずっと記事を書いている。
 
でも、今年は2月の半ばに届いた。例年にない遅さだ。
もしかして、もう帰国をしているのかな・・と思っている時に届いた。
 
任期の3年が終わりに近づき、3月下旬に帰国するという。
日本から10,000kmの遠い地で、よくぞ頑張ったものだ。
非常事態宣言下の夜間外出禁止令や、戦車の横を自動車通勤したとか。
 
貴重な体験を今後の生活に生かして欲しいものだ。
さらなる飛躍を祈った。

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海外旅行や海外のこと
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