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『名もなき家事』

2020.09.18(20:58) 6182

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『やってもやっても終わらない名もなき家事に名前を付けたらその多さに驚いた』

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梅田悟司、サンマーク出版、2019年9月初版
著者は1979年生まれ。上智大学大学院理工学研究科修了。
コピーライター。会社の取締役や、大学の客員研究員、非常勤講師も務める。

2016年から2017年にかけて4か月半の育児休暇を取得した。
当時を振り返ってtwitterに投稿したら大反響を呼んだ。

「名もなき家事」の多さに圧倒され、その一つ一つに名前を付ける「見える化」を試み、
無限にある中から70個を選んだもの。
「家事を見える化し、その大変さと、尊さと、素晴らしさを、伝えていくことを決めた」と言う。

テレビでも紹介され、大反響があった。書評などでも紹介され、是非読んでみたいと思った。
実際読んでみると、あっという間に読み上げた。それだけ読みやすい本であった。
面白おかしい内容に、笑いながらあっという間に読み終える本ではある。
しかし、予想していた奥深さはなくて、多くの人に読みやすいような体裁になっていた。

確かに言われる通り、家事の大変さは際限がない。
家事というのは、料理、洗濯、掃除、買い物にまつわる数多くのものがある。
それが名もなき家事なのだが、挙げればきりがない。
トイレットペーパーがセットされるためには,<買って来て、無くなれば次をセットする>
ことを誰かがしなければあたり前の位置にはないのだ。
当たり前のことの裏にはどれだけの動作や作業があることか。
家事の大変さを男性がここまで書けたことは、育児休暇のおかげだろう。

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『あした死んでもいい 暮らしかた』ごんおばちゃま

2020.07.25(18:05) 6150

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読書
『あした死んでもいい 暮らしかた』
お片付け大人気ブログ『ごんおばちゃまの暮らし方』主宰 ごんおばちゃま 著
興陽館、2017年4月初版

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主婦業の傍ら始めたお片付けブログ「ごんおばちゃまの暮らし方」が
月50万アクセスを超える人気ブログ(累計3300万)に。
楽しく簡単な家事をモットーに、ブログ、書籍、雑誌などで活動をしている。
ベストセラーとなった『あした死んでもいい 片づけ』『あした死んでもいい 片づけ実践』がある。

本書は、家事、掃除、片づけ、料理、お金、人間関係など
「暮らし方」全般をすっきりする極意についての書き下ろし。

この人の暮らし方、生き方は「シンプル」に尽きる。

「少ないものを大事に使い、最後まで使い切る暮らし。丁寧に暮らしていける毎日。
モノがなくても幸せ!と感じられる生活を目指す。モノに依存するのをやめる。
どんな些細なことでも決めたことは毎日やり続ける。
若いうちから家を整え、芯を持って暮らしていたなら、年をとっても安泰。
家の中を整えていけば人生はもっと豊かになる。」と言う。

身近な家を整えることで、生き方まで影響してくると言うのだ。
主婦業は突き詰めればいくらでも奥深いものだと実感する。

何気なく読み始めたが、読むにしたがって次第にその奥深さに嵌ってしまう。

力まず日々少しずつでもあらゆることを実践していくことで、
気づけばすっきりとした生活や生き方になっている著者の生き方は素敵だ。

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『日本人の9割がやっている残念な習慣』・ラッキョウ漬け

2020.06.21(19:09) 6121

◆図書館に予約した本が、忘れた頃に連絡が来る。

『正しく歩いて、不調を治す。』田中尚喜、クロスメディア・パブリッシング発行
一時期、運動療法で膝痛を治そうとした頃に予約したものだが、
散歩も出来ない今の状態では、役立たない本となった。
時期を逸した本だ。またいつの日か読む日が来るだろうか。

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『日本人の9割がやっている 残念な習慣』
ホームライフ取材班編、青春出版発行、2018年7月第2版

<体の手入れ、家電製品、調理器具、クッキング、食べる・飲む、健康のための、
入浴、掃除、洗濯、モノの手入れ、睡眠、趣味や遊びの・・・・残念な習慣
損する!危ない!効果ナシ!の130項目>

<日々取材を重ねているエキスパート集団が、多岐にわたる対象を扱う。
取材力、情報力の広さに定評がある>

この内容は聞いたことがあるというものもいくらかあった。
例えば、「靴下はつま先を上に向けて干す」のは残念な習慣。
こうするとゴムの部分が早く劣化してしまうのだ。だからつま先は下向きに干すのが正解。
私もそうしてきた。

他にも数多くの例が載っているので、すぐにでも役立つことが多い。
内容すべてを覚えきれないので、目次のページをコピーしておいた。

◆毎年この時期になるとラッキョウを漬けるが、今年は買い物に自由に行けないので
漬けることを諦めていたが、先日たまたま買い物に行った時にお買い得品を見つけて買った。
たった1キロだが、今年はこれだけ漬けることにした。

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例年、何店かを覗き、お買い得なものがあれば買う。
高いものをしいて買うことはしない。探せばお買い得品は結構ある。
昨年は4キロ近く漬けたが、1年後の今まだ少し残っている。
以前は結構早くなくなっていたが、今は残りがちだ。私以外はあまり食べないのだ。

梅干しも挑戦してうまくいったことがあったが、昨年は失敗した。
ラッキョウほど気楽に出来なく気を使う。だから今年はもう漬けないことにした。


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6月になったが・・・、デフォーの『ロンドン・ペストの恐怖』

2020.06.02(20:21) 6112

◆6月になった。

コロナ禍も少しは落ち着いたとはいえ、まだまだ完全終息にはなっていない。
それでも世の中は次第に元の生活に戻りつつある。
あの緊張感を忘れたかのように、人ごみも増えだした。
長期間の忍耐生活を、少しは解放したくなるのも人の常だ。

ヨガも健康運動スクールも再開したのに、足の具合が悪くては行けない。
ヨガは3月から3か月休みだった。健康スクールは通所介護施設なので
休みは短期間だったのだが、私は親の面倒を看ているので参加を遠慮しているうちに
そのうち自身の体のことで行けなくなった。
一時期、月に1回行っていた気功は、もう忘れるほど行っていない。

もう元の生活には戻れないだろうと悲観的な思いでいる。
身体以上に気力がついていけない。いや、体さえ戻れば意欲もまた出るのだろうが。
その膝の調子が良くなる気配がないので、悲しくなる。

一時期は「あまり心配ない」と言っていた医者が、
「半月板などを調べなくてはいけないかもしれない」と言い出した。
そうなるとMRI検査になるのだろうか・・・・。

近頃は、家の中でもまた松葉杖を使い出した。
歩く度に膝の内側に痛みが出るので、杖を使うと楽なのだ。

時間とともに治るだろうと楽観視しすぎていたことを、今さらながら後悔する。
用がなければすぐに横になることが増えた。これでは足の筋力も落ちるばかりだ。

うだうだと書き続けるブログ内容も、面白みのないものになっている。
他人様が読んで面白いはずがないだろう。自分でも嫌になるのだから。

◆一時期しばらく閉館していた図書館だが、
コロナ禍の最中には開いている期間もあったので、借りてはよく読書をした。

かなり前に予約していて、今頃になってやってきた本。
『ロンドン・ペストの恐怖』
ダニエル・デフォー作、栗本慎一郎訳、小学館、1994年7月初版

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カミユの『ペスト』を読んだ時に、他にもこんな本があると知って予約したもの。

作者はあの有名な『ロビンソン・クルーソー』を書いた小説家。
1665年イギリスのロンドンの人口50万人のうち6分の1の命を奪ったペスト禍。

デフォーは1660年生まれで当時はまだ幼少であったが、
長じてから生き残った人々から聞いた内容を精細に描く。

昭和48年(1973年)初版、56年3版の中公文庫版も同時に手に入れたが、
小学館版の栗本慎一郎訳本の方は、誠に読みやすかった。
訳者や時代によってこれほども差があるものとは驚き。読み比べてみると面白い。

「極限状況かに置かれた人間たちを描いて、
カミユ『ペスト』よりも現代的に生々しいと評される、鬼気迫る名編」とも。

今から360年近くも前の出来事で、
悲惨さはかなりのものだが、現代のコロナに通じることも多い。
疫病流行の恐怖をまざまざと知る。そして疫病は根絶することなく繰り返されることも再認識した。


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手すりの必要性・Gさんとの縁・読書「沈黙の春」

2020.05.29(20:51) 6110

◆右足を傷めて3週間近くになるのに、時間とともに痛みが治まるかと思いきや
どんどん痛みが増す。最初の1週間に全く痛まなかったので、甘く見た。

結構動き回ったのだ。そのうち次第に痛みは増し、今は歩くだけでも膝が痛い。

暫く使っていなかった松葉杖をまた使い出した。使うと少しは楽になる。
しかし、何かと不便でもある。家事をするのに歩き回るので邪魔でもある。

4回目の通院。またしても水を抜いた。量は少し減ったようで、注射の痛みは前回ほどもなかった。
医師に「とにかく3週間は静かにしておかなければいけない」と何度も言われる。
「来週からは太ももの筋肉をつけるリハビリをするので、週に2~3回通院するように」と。

その度に夫の運転する車に乗る。車の運転はまだ出来ない。

家の中でも、トイレや階段の上がり降りなどで<手すり>の必要性が出てきている。
今は、業者や介護保険の住宅改修関係などに当たっているが、どうなるか。
こんな話になろうとは予想もしていなかった。

◆私のブログをよく読んでくれて、コメントもよくくれるGさんと電話で話した。
Gさんとはもう13年くらい前だったか、関東地方であった宿泊研修会で出会った。
同業者ということもあったが、その時も何かと話が合って、住所交換もしたのだ。

その後は会うこともなかったが、きっかけは忘れたが、ブログで再会した。
ブログもよく読んでくれており、近況報告では特に健康面の話をよくする。

そして今回は電話で話が出来た。私がスマホを購入したらラインに登録されたのだ。
本当に貴重な不思議な「ご縁」だ。

最近の私は以前と違い足の不良で気分までも低下気味。
Gさんも決して健康体ではないが、電話の声ははつらつして、年下の私の方が負けそうだ。
いつも「お互い元気でやりましょう」で終わる。

◆レイチェル・カーソン著「沈黙の春」を読んだ。2001年6月発行、7月第3刷、新潮社

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五木寛之さんが、新聞記事の中でこの本を読むことを勧めていたのだ。
早速図書館に予約した。コロナのせいでしばらく閉館だったので、待たされた。

その本を見た次女は「何で今頃こんな本を読むの?」と不思議がっている。
「今まで読んでいなかったことが不思議」とも。

著者は1907年5月アメリカ生まれの女性。
発生遺伝学、海洋生物学を専攻し、生態学的著述家となった。
本の扉には「シュバイツァーに捧ぐ」とある。

内容は自然を破壊する化学薬品や農薬の話。自然破壊のため、いつか自然は逆襲するとも。
かなり化学的な内容もあるので、難しくはある。ブックカバー360ぺージ分もある膨大なもの。
癌についてもある。挿絵は美しい自然ばかりが描かれている。

出版は1962年。時の大統領ケネディが、
「この著作に刺激されて政府は殺虫剤問題の研究を始めた」と記者会見で語った。

賛否両論多くの激論が戦わされた。
カーソンは4年半を費やしてこの本1冊を表しただけで寡作であった。
1964年4月56歳で癌で亡くなっている。

五木さんは言っている。
「人類が報復されるという実感。半世紀も前の本だが、大きな衝撃を受けるだろう。
<美しき5月><残酷な5月>。街路樹はコロナの騒ぎをよそに、あふれるばかりの緑である。
人間も生命、ウィルスも生命。ともに生存をかけての対立が今日も続く。

20世紀にどれほどの自然破壊を私たちがやったかの赤裸々な証言だ。
コロナウィルスは、声なき自然の怨念さえ感じる。
数十年前の1冊の本が、現在のコロナ禍を予告している。
コロナを押さえきっても、一瞬の勝利に過ぎない。自然に報復されている。
ウィルスとの戦いに勝利はない。押さえ込んだだけ。それは繰り返し続くゲリラ戦なのだ」


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読書
  1. 『名もなき家事』(09/18)
  2. 『あした死んでもいい 暮らしかた』ごんおばちゃま(07/25)
  3. 『日本人の9割がやっている残念な習慣』・ラッキョウ漬け(06/21)
  4. 6月になったが・・・、デフォーの『ロンドン・ペストの恐怖』(06/02)
  5. 手すりの必要性・Gさんとの縁・読書「沈黙の春」(05/29)
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