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「ハートビル法」

2006.07.31(18:23) 75


●今日は、学区内の小学校と中学校の先生たちが一堂に会し、交流をした。
小学校を卒業後の子どもたちがどう過ごしているか等を、色々と話をしたのである。

夕方、眼科に行った。遠近両用コンタクトがやっと目に合い、これで通院も終了となりそうだ。
それにしても長いことかかったものだ。何度通ったか!

その後、久しぶりに、老人ホームに入っている義母を訪ねた。
以前は週に1回は行っていたのに、ブログを始めた頃から、ついついさっさと家に帰る癖がついてしまい、長く行っていなかった。
なんだか私のことがよくわからなくなってきているようだ。
こまめに行かなくてはならないな、私の顔を忘れてしまうようになったら重症だと思っている。

●今日出かけたショッピングモールで、「ハートビル法」という張り紙を見つけた。
これまでに聞いたことのない言葉なので、ちょっと立ち止まって読んだ。
「高齢者や身体障害者等に優しい建物として、県が定めるハートビル法で認められたショッピングセンターです。」とあった。

興味を持ったので、もう少し調べてみた。
「ハートビル法」とは、
<高齢者、身体障害者等が、円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律>というものだ。
平成6年に出来ている。

具体的には、
[トイレ、廊下、エレベーター、出入り口の段差やスロープ、階段の手すり、玄関や部屋のドアが車椅子でも入ることが出来るか、誘導ブロックは安全か、駐車スペース・・・]
などに認定基準があるらしい。

この大型ショッピングセンターは出来てからまだ数年にしかならないので、新しい建物だ。
時代を反映した今日的な建物になっているようだ。
社会的弱者に配慮したものといえる。こうまで配慮されることは以前なら考えられないことだ。
社会が、福祉面で考慮を始めた現れである。
すべてに「優しさ」が求められる時代になってきたのは嬉しい傾向だ。

それでも、広く大きなこのモールには若者が多く来ている。
私には歩くだけでもくたびれる。ましてや高齢者にとってはきつい場所のように思われる。
これだけ配慮された建物なのに、お年寄りの姿はあまり見かけないような気がするのだが・・・・・。

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森シリーズ⑤植林・植樹

2006.07.30(20:13) 74

■■記念植樹に参加

・平成18年3月18日(土)
・植樹と東広島バイパス自由見学
・ひろしま100万人の現場見学会実行委員会 主催
 国土交通省広島国道事務所、中国・地域づくり交流会、中国新聞社

●バイパス開通を記念して市民が歩き初めをする行事に合わせ、記念植樹をしたもの。
以前、この委員会の主催する工事現場見学に参加した時に植えた苗木が育ったので、
バイパス開通を記念して、バイパスそばに植樹をするという案内がきたので出かけた。
植樹された木には名前が記入されたプレートが下げられたが、開通後はこの場所に立ち止まって見ることはおそらくないであろう。
でも木の成長とともに名前がずっと残るとは、うれしいものだ。

■■植林活動に参加

・「広島フォレスト植林活動 in たけはら」
・平成18年3月19日(日)
・広島県竹原市 バンブー公園→植樹地(高崎町の山火事跡地)へ移動後植樹作業
・㈱デオデオ・植林ボランティア

●家電量販店デオデオの世話で参加した。
通知には「環境保全活動へのご協力ありがとうございます。」とある。
企業のこのような活動が、次第に増えているようだ。

植林活動は全くの初めてで、以前モンゴルの植林活動に行ってみたいと思っていたこともあって、
やっと実現したという思いだ。
何年か前に山火事にあったところへの植林で、山肌が出た斜面をやっとのことで体を支え、
何種類かの木々を均等に植えていった。
水遣りも出来ないことを想定して、木の根元にはわらを敷き詰めていった。
かなりの人数の参加で、地元の高校生が集団で参加していた。
終了後に出た豚汁のおいしかったこと。


●●今年の10月に、広島県立中央森林公園で第30回全国<育樹祭>が行なわれる予定だ。
参加申し込みをしているが、6月12日現在で一般県民の参加希望者が、定員の半分にとどまっているらしい。参加経費を育樹祭では初めて自己負担にしたのが原因と見られるという。
テーマは「緑いっぱい 育てる人の和 世界の輪」である。
「活力ある森林育成の気運を高めていくとともに、豊かな緑を次の世代へ引き継ぐことの重要性を伝えること」を目的としている。


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森シリーズ④ツアー参加

2006.07.30(17:21) 73

■「みどりの体験バスツアー」への参加

・平成16年8月22日(日)
・広島県山県郡芸北町(当時。今は合併して北広島町になった)
・「八幡湿原」で自然観察と保全活動(湿原周辺の草刈り)
・芸北町役場、芸北町保護レンジャーの協力による
・近くの臥龍山散策を通して、森林・緑・水に対する認識を深める
・人と森林の良好な関係を築く足がかりにする
・主催 芸北町
    市民参加の森林(もり)づくり実行委員会
    (財団法人・広島市農業振興センター森林整備課・広島市森林公園内)

●暑い時ではあったが、この活動に参加して、<湿原>の持つ役割に興味を抱くようになった。
この近辺は冬にはスキーで賑わう所であるが、夏の涼しさにいっぺんで好きになった所でもある。

臥龍山から流れ出る天然の湧き水<雪霊水>の冷たくておいしかったこと。
この山は,ブナの原生林で知られている。その頂上付近に水がコンコンと湧き出ているのだ。


■「フィールドワーク<源流の森>枝打ちと紅葉狩り」への参加

・平成16年11月6日(土)
・広島市所有の「太田川源流の森」(広島県廿日市市吉和)
・植林場所の見学と枝打ち作業
・自由散策で紅葉狩り
・主催=「食・緑・水・環境を守る広島県民会議」

●「枝打ち」作業は、ノコギリを使って枝を切り落とす作業で、軍手にヘルメットといういでたちで
山の斜面をこわごわ伝わって作業をしていった。
枝打ちは水源の森を守るために大切なものである。
スギやヒノキなどの人工林は、密集して植林しているため、木が育って枝が伸びてくると森の中が暗くなり、森林環境が悪くなるために行うものである。
面白い、貴重な体験をした。

<効果>
・節のない木材を作ることが出来る。 ・下草が茂り、雨による土の流出を防ぐ。
・病気の元になりやすい枯れ枝がなくなり、健康な森林になる。

<豊かな森は緑のダム>
森の土が水をしみ込ませる力は、裸地の20倍もあるという。
緑のダムは渇水や洪水を防ぐ働きをするのである。

<豊かな森はおいしい水をつくる>
水は森の土の層の隙間を通ってろ過される。


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森シリーズ③四手井綱英氏

2006.07.30(16:31) 72

●今日はもうどこにも行かず、「森」シリーズに挑戦だ。
いつかは書きたいと思っていたテーマなので気になりながら、
やりだしたら一気に済ませたい心境だ。

今日やっと梅雨明け宣言が出たようだ。

それにしても暑い。ただいま室温でも30度だ。
それでも冷房はつけたくない。扇風機の風のほうが、体には優しいと感じる。
やたらと冷房をつけたがる主人とけんかになりそうになる。
戸を締め切った部屋にがんがんと冷房を効かすのが嫌なのだ。体が冷え切ると落ち着かない。

以前は、一日外でクーラーに当たっていると、帰って来てから吐くことさえあった。
クーラー病のような症状が出たのだ。
最近はさすが慣れてきたのかそれほどのことにはならないが、
第一、上着がなければ過ごせないような状態にするなど、電力の無駄遣いではなかろうか。

ハワイやタイは暑いところだが、乗り物や部屋の中ではがんがんと冷房が効いていて、
本当に寒いくらいだった。タイでは、思わずストールを買ったくらいだ。

アメリカのコロラド州でも、民家の窓は小さく、自然の風を入れるどころか、
部屋を締め切ってクーラーを効かせててばかりいるのに驚いたものだ。

こんなに資源の無駄遣いをすれば、いつか人類にしっぺ返しが来るなと思ったものだ。

●話がそれたが、森林研究70年の四手井綱英さん(京大名誉教授)の新聞記事を読んだ。
(日経新聞7/16)

・「森」は「深」と同義の形容詞で、「森林」とは「深い林」のことである。
・「山に緑さえあればいい、というのでは駄目。無計画な植林は環境破壊でしかない。」
・日本の山林は材木の生産を主眼にし、植林されるのは針葉樹ばかり。
保水力が弱く、表層土が流れやすい。
・ヒノキを3代植えれば表土の養分が乏しくなってマツしか生えなくなるし、自然災害にも弱くなる。
・多様性の維持こそが自然保護の根本。
様々な樹齢や大きさの針葉樹と広葉樹が混交してこそ、優れた森林だ。
・「京都や滋賀でナラの木が激減していることをまだ書いていない。他にもまだ言っておきたいことがたくさん出てきた。」と、病床で筆を執る日々が続くという。

●植林といえば、自然破壊防止のためだと思っていたが、それ一つとっても
確かな理論に裏打ちされたものがあるようだ。
無計画に植林することが環境破壊であるとは考えてもみないことだった。

各地で山が削られ、住宅地になっていく。
こちらの無計画さも、環境破壊の最たるものであろう。
森の持つ役割を無視して地肌をさらけ出すことで、集中豪雨での被害につながることも多い。
森の持つ保水力は、自然の力だ。これだけのものを人工的に作ることなど到底出来ない。
一つ一つの森林造成も、国全体で捉えなければ、あっという間に日本の地形が変わってしまう。
国はそこまで考えているのだろうか。

木を植えても育つまでには何十年とかかる。木を切ることはあっという間だ。
今植林したものは、自分のためではなく、子や孫の世代のためなのだ。

●暑い中なのに、こんなことを考えた。壮大なスケールの夢は心を涼しくさせてくれる!?
いや、あまりに大きなテーマなので暑さが倍化しそうだ。
首にタオルを巻いて、なんともすさまじい姿だ!!


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森シリーズ② 「アサヒの森」を訪ねて

2006.07.30(11:38) 71

■平成16年10月2日(土)中国新聞社主催 「企業との対話」で訪れたもの。
・テーマ= 広島からの環境発信 おいしいビールと自然
・場所 = アサヒの森(広島県庄原市)
・見どころ=戦前より広島備北で育まれてきた「アサヒの森」の散策を通して環境問題を一緒に考える
       とともに、ビールは鮮度!その鮮度を実感する。
・主催=社団法人・広島消費者協会/中国新聞社/アサヒビール株式会社

■アサヒビール・広島県庄原林業所を訪ねた。
<林業所の林業経営方針>に、次のようなことがあげられている。
 ・経済性の高い林業経営     ・森林資源を持続的に確保する林業経営
 ・林地を荒廃させない林業経営  ・公益的な社会性のある林業経営

<庄原林業所の沿革>
・昔はビール瓶の王冠の裏にはコルクが使われていた。
・第二次世界大戦の影響で、コルクの輸入が途絶えたため、コルクの自給対策として、アベマキの自生する庄原市周辺の山林を購入した。
・戦後はアベマキの植林を開始したが、輸入コルク確保の見通しがついたため、昭和25年ごろからは
スギ・ヒノキの植林に移っていった。
・毎年計画的に植林を続けていった
・平成12年には、天然林を20%以上残して、すべての植林を終了した。
・今後、30年先の伐採開始を目標にして、持続可能な森林の育成を図る。また、環境に配慮した森林経営を押しすすめる。
・平成13年には、森林認証機関FSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)の認証を 受けた。
 これは、
 (1)森林環境を破壊しない (2)地域社会の利益となる (3)経済的にも継続が可能な森林を
 認証する制度である。

●このような説明を受け、素晴らしい水を生み出す庄原の森を散策した。
その後、出来たてのビール飲み、鮮度のよさを味わった。

アサヒビールの資料によると、「環境社会貢献部」が発行した資料であった。
このような名前の部があるなど、環境を意識した取り組みの表れであると思われる。

企業もただ単に利潤の追求だけを目指していたのでは成り立っていかない時代になった。
もちろん私企業であるからには、利潤追求こそ第一命題であるが、
その中に、環境を意識したものがなくてはならなくなった。
その広報活動の一環としてこのような企画が行なわれるのであろう。

●最近、コカ・コーラが、「人と人をうるおす」をテーマに、
「森に学ぼう」プロジェクトを進めているが、その新聞広告を読んだ。
これからを担う子どもたちを対象に、「森の博士」認定試験をスタートするという。
その他全国各地で様々な催しが実施されている。
「社会貢献活動」というから、アサヒビールの姿勢とも通じる。
地球の未来を見据えた環境活動を展開するとのことだ。

自然破壊や荒廃の現状の中で、企業も変わってきている現われだ。
今後とも関心を持ち続けたい。


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森シリーズ ①

2006.07.30(06:51) 70

●machihitさんが「木の国 山の国」などで書いておられるので、それに触発されて、
これまでのつたない経験ではあるが、私も森とのかかわりを書いてみたい。

●日本は国土の70%が森林で、平地より山の多い国である。
全国の森林率は、高知県が第1位で、machiさんの岐阜県は第2位である。82%にもなるという。

さて広島であるが、
瀬戸内海に面し、安芸の宮島に代表される観光地や、広島かきなどのイメージから
海や平地が多い感じがするが、少し車を走らせれば、山間部に入るくらい山も多い。
高速道の山陽自動車道は海を見ながら走るが、
平行して奥を走る中国自動車道は、山ばかりに囲まれている。トンネルの多いこと。

広島の森林率は、72%で、全国第10位である。意外に上位に入っているのだ。

●私の幼い頃の夏休みと言えば、歩いて海に出かけて毎日のように泳いでいた。それくらい海にはなじみがあった。
その付近は、今では大竹・岩国臨海工業コンビナートになり、泳ぐことなどはほとんど出来ない。
広島の原爆ドーム付近の川でも泳いでいたと聞くから驚きだ。

私にとって、それくらい馴染みのある海だが、年とともに海よりは山が好きになった。
何より、夏の山間部へ繰り出すと、平地より気温がかなり低い。
車を1時間も走らせれば、あたりはすっかり避暑地になる。
森林浴のフィットンチッドやら、マイナスイオン効果などというものも望めるのではなかろうか。

●日本の別荘といえば、
軽井沢に代表されるように、街の喧騒を離れて山奥深く入るというイメージが強いが、
(それでも軽井沢の夏は喧騒を離れるどころか、多くの人々が押し寄せて街が移動したみたいだとか)

アメリカなどでは、上層社会の基準は、別荘を海の近くに持つことだと聞いたことがある。
より海に近いほど上流の印らしい。

それでも、娘たちが留学していたコロラド州はアウトドアのメッカであり、夏のキャンプやラフティング、冬のスキーなど年中楽しめる。ロッキーマウンテン国立公園にも行ったが、壮大なスケールの景色が広がっていた。

そういえば、亡くなった石原裕次郎さんはハワイに別荘を持っていて、ツアーのコースになっていたのをハワイに行った時見学した。北海道・小樽の裕次郎記念館にもさまざまなものが展示されていた。
裕次郎さんといえば、海やヨットのイメージがある。軽井沢のイメージは全く浮かばない。

●広島では、建材メーカーのウッドワンが知られているが、その会社の名誉会長の中本利夫さん(77)が地元新聞にシリーズものを書いているのを以前読んだことがある。
最近、自伝「木とともに喜寿を迎えー森とともに樹寿を歩む」という本を出されたとか。
16歳の時、スギ苗の生命力に感動して林業の道に進んだという。

広島市の西隣にある廿日市市に所有する天然林150haを、今後百年は伐採せず、
22世紀の世界遺産に登録するという壮大なアイディアを持っているという。
「林業経営は100年の計」といわれるくらい長い年月が必要なのだ。
目の前の利潤追求に明け暮れていたのでは、国家・自然は滅びることになる。

身近な所にも数多くの人々が、森林への思い入れを日々実践しているのだ。

次回は、私のささやかな森とのかかわりについて書いてみたい。


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娘は少々お疲れ気味

2006.07.29(17:38) 69

●娘はこの土日も休みがなく、いささか疲れ気味だ。
平日も遅く帰る上に、休日返上とあっては、疲労も限界に来ているようだ。

報道記者としてまだまだ新米である。
要領の悪さや、上の人への気遣いもあって、定時に帰ることもできないようだ。
第一,定時などというものがないのかもしれない。

自分でも意外なくらい、考えてもなかった仕事に就き、戸惑いながら何度辞めたがったかしれない。
「今の自分は本来の自分ではない。」などといつも言っている。
今でも、別にやりたかった仕事が夢として存在する。
いつかは叶えたいと口癖のように言っているのである。

●企画ものが入ると、普段の仕事にプラスされるので、休みがなくなる。
これからは、ヒロシマの8・6に向けて特番が入り、さらに忙しくなる。
小学女児あいりちゃん事件の裁判もまだ続いている。
いつまでも暇になることはないようだ。

人間は休みもなしに働くようにはできていない。
勢い、仕事の能率は下がるし、家に帰ると、ものを言う元気もない。
以前はよく話をしてくれていたのに、それどころではない状態だ。
仕事の話など、職場だけで結構と言う感じだ。
ゆとりがなくなってくるのが、見ていてよくわかる。
口調も少しきつくなってきた。

●自分のことで精一杯なので、人のことなどかまうことすらできない。
私の膝のことやら、ブログのことやら、興味も持ってくれなくなった。
やれやれ、どうしたものやら。親としても、心配だが的確なアドバイスができないのが情けない。

●先日、産経新聞の「医療を問う」と言う記事の中で、<若手医師の挑戦>と言う文を読んだ。
<研修医の若手医師は、3日に1回当直があり、毎晩午前1時過ぎに帰宅、朝6時には出勤する。>とあった。
どの世界も厳しいのだなあと思った次第だ。
世の中には様々な仕事があり、それぞれがその分野でよく頑張っている。それでこの世の中が成り立っている部分もあるのだ。
私は世間知らずだと思い知らされた感じだ。


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ブログで友達の輪

2006.07.29(16:07) 68

●ブログを始めて思わぬ友達ができた。
年齢も、住んでいる地域も、仕事も、家族構成も・・・あらゆることが、
これまでの自分の生活範囲にはなかった人々との出会いになった。

もともと友達作りなど考えてもいなかったが、やっているうちに友達の輪ができたのだ。

性格的に幅広い友達付き合いが苦手で、友達は、少なくても深く大事にしたいほうなのだ。
それに、多くの人々とのつながりによる煩わしさなど、いらない心配までしてしまい、
大きく広げるつもりはなかった。

元はと言えば、書くだけで満足していたのだから。
それでも、書くことにより、その後の副次的な効果の面白さが次第にわかってきてからというもの、
ブログの価値を少しずつ認めるようになった。
そして、なんとも楽しいものであるということもわかった。

●しかし、反対のこともあった。ブログを始めるきっかけになった人が、
私がブログに熱中すればするほど、皮肉にも次第に縁のない人になってしまったのだ。

これからブログを通して楽しい話が展開することを予想していたのに、
いつのまにか離れた存在になってしまった。

私の無知なるがゆえに、書いた文章に失礼があったのか、真相を確かめる術はないが、
「去るものは日々に疎し」「来るものは拒まず、去るものは追わず」
と考えねば、悲しすぎるではないか。せっかくの出会いであったのに・・・。

●それにしても、この一月半、
新しい出会いと、そして別れがあり、まさに人生の縮図を見ているような感じがする。
と言ったら、大げさかな?


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父の待つ実家へ

2006.07.29(14:55) 67

●久しぶりに父のところに行った。以前は月に2回くらいは行っていたのに、最近では月に1回行けばいいくらいになってしまった。無沙汰ばかりしている。

言い訳になるが、平日は仕事があるし、土日は夫が出かけたがるので、ついつい実家に行くのがおろそかになってしまう。

●幸いと言ったらこれまた言い訳になるが、85歳の現在もどうにか元気で一人暮らしをしている。
でも、あれだけ元気だった父も年には勝てない。
最近では、眼科・歯科・そして不整脈が出るので内科へと病院通いに忙しい。
膝も少し不自由をしている。
父を見ていると、私も30年後まで膝がもつかなとつい思ってしまう。

●いつもはドライブに行くと喜ぶので出かけることが多いが、
さすがに暑いので今日はどこにも出かけなかった。
外食することが少ない父なので、ドライブついでに外食をすることがよくあるのだが、
今日は家でてんぷらが食べたいと言うので作った。
一人では料理を作るのも面倒ならしいが、今では店に行けば何でもある時代だ。
その点では不自由はしていないらしい。
それでも、たまには手作りの料理が食べたいらしい。
てんぷらなどお易い御用だ。しかし、冷蔵庫にほとんど材料がない。
あるもので、なすに、ポテトフライ、たまねぎと鶏肉のかきあげを作った。
庭のプチトマトを飾って、これだけでも見栄えよく、おいしくできた。
父は手作り料理にことのほか満足をしてくれた。

●朝8時までに出社の娘を送って、そのあとそのまま実家に行ったので、
(それでもそこから実家までは1時間以上かかった。)
食後スイカを食べて、午後から早々に帰った。
(「てんぷらとスイカは食い合わせが悪いと昔はよく言っていたよね。」「今はあまり言わないね。」などと言いながら食べた。)
ささやかながら、親孝行になったかな?


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結婚は「忍」、主婦は「楽」

2006.07.28(21:03) 66

▲▲▲新聞記事から
通信教育会社「ユーキャン」が、子どものいる20~40代の専業主婦300人を対象に、
「結婚」と「専業主婦業」を表す漢字一文字を尋ねたアンケート結果によると、

 「結婚」は・・・①「忍」12% ②「幸」「愛」11% ③「和」「耐」6% ④「絆」5%
 「主婦業」は・・①「楽」10% ②「家」8%     ③「忙」7%    ④「忍」6%
         ①は「らく」よりも「たのしい」を想定したものが多かった。▲▲▲

●私も現実問題はやはり、「忍」であり、「耐」だと思う。
しかし、その中に「愛」や「幸」がなければやっていけない。
いや、むしろ「愛」からスタートしたが、「忍」や「耐」でやってきたのかもしれない。
結婚して早、30年。色々なことがあったが、今思うことは、やはり結婚はして良かったし、
楽しかったと思う。

主婦業は、私は「忙」であった。
この調査のポイントは、「専業主婦」300人という点にあると思う。
私の主婦業は仕事との両立で、決して楽なものではなかった。
主婦業を「楽しい」と感じたり、「らく」と思うゆとりはなかった。

●今は、価値観の多様化の中で、結婚しない人も多い。
いや、しないのではなくて、結婚したいと思う相手に恵まれなければ、あえて妥協してまでは結婚しない、というのが現実だろう。
「婚期」「適齢期」等という言葉は、もう死語に近いのかもしれない。
結婚したいと思うときこそが、まさに適齢期なのだろう。
世間体を気にしていた自分たちの世代より、今の人たちのほうがよほど自己というものを確立している。

●今は仕事だけで精一杯の娘には、是非良い人に巡り会って結婚して欲しいと思う。
「お母さんは案外古い人間だ!」とよく言われるのだが・・・。
人生に一度は、結婚生活がどんなものかを経験することは、
決して損はないと思うのだけれど・・・。


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2006年07月
  1. 「ハートビル法」(07/31)
  2. 森シリーズ⑤植林・植樹(07/30)
  3. 森シリーズ④ツアー参加(07/30)
  4. 森シリーズ③四手井綱英氏(07/30)
  5. 森シリーズ② 「アサヒの森」を訪ねて(07/30)
  6. 森シリーズ ①(07/30)
  7. 娘は少々お疲れ気味(07/29)
  8. ブログで友達の輪(07/29)
  9. 父の待つ実家へ(07/29)
  10. 結婚は「忍」、主婦は「楽」(07/28)
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