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胃がん検診受診

2012.02.29(07:05) 3053

◆昨夜から雨が降り出したと思ったら、今朝は遠くの山がうっすらと雪化粧だ
まるで山水画の様なモノトーンの世界である。
 
今朝は週1回の朝市に行って来た。買い物をして帰る頃には薄らと明るくなってきた。
季節の推移を感じる今日この頃である。
 
昨日は娘と夫が用事のために京都に出かけたので、朝早く新幹線口まで送って行った。
昨夜は久しぶりに家で1人の生活をした
平素は舅の外出の車送迎に追われる夫に代わって、私がピンチヒッターだ。
 
昨日も寒かった。また真冬に逆戻りの様で、春はまだまだのようだ。
 
◆昨日は「胃検診」の日だった。朝食も取っていないので早めに出かけてみた。
近くの出張所の駐車場に胃検診車が来るのだ。
検診は「病院や広島市健康づくりセンター」でも実施される。
この出張所である「集団検診」は日時指定にはなるが、一番近くて便利が良い。
 
朝9時からだったが、8時40分に行ってみるともうすでに検診車は来ており
受付もスタートしていた。私は3人目だった。
早く行けば待ち時間が少なくて済む。遅いほど人は増えてくるので、かなり待つのだ。
胃のレントゲン撮影は一人一人に時間がかかる。
 

 

 
服装も、金属類のないものを身につけて行けば、コートを脱ぐだけですぐに出来る。
仕事を辞めて職場での検診がなくなり、自分で受けるようになって3回目になる。
さすがに要領良く受けるコツをつかんだ。9時10分には終了した。今年は大成功だ。
 
1番乗りの人はなんと94歳の男性で、お元気なことだ。それでも、係の人が何かと心配して
「下剤を大量の水と共にしっかり飲むように。」と何度も念を押していた。
 
聞けば、バリウムはセメントの様なもので、放っておくと30分で固くなっていくという。
検査後はすぐに水と下剤を飲まねばならないのだ。
 
貰った注意事項の紙にも「そのまま放置した場合、
腸に穴が開いたり、腸が詰まったりする恐れもある」と書いてある。
 
開腹手術をしたり、ひどい場合には亡くなったりすることもあるというから怖い。
「年を取れば腸の働きも弱って来るので、外見は元気そうでも若い時以上に用心しないといけない。」
と係の人もかなり気にしていた。
 
大腸がん、子宮がん、乳がん、胃がんの各検診・・
これで今年度のがん検診のほとんどが終わったが、最後にもう一つ残っている。
 
「特定健康診査」だ。この集団検診の指定日は来月末になる。
その時まで待てなければ、「医療機関か健康づくりセンター」へ行けば良い。
 
近くで行われる「集団検診」会場は、毎年年度末ぎりぎりなのが気にはなるものだが、
近いのでついついこの場所で、年度末なのに受けることが多い。
 
夫はそれが面倒だと言って、車に乗って「センター」へ出かける。
ここで他の検診も一度に済ませるのだ。私は車に乗ってまで出かけることが嫌なのだ。
それに以前行った時は結構待たされた記憶もあるので。
 
 
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バレエの森下洋子さんの講演会・「一蘭」の列発見

2012.02.28(07:01) 3052

2月26日(日)
「水産まつり」と「金澤翔子書展」に出かけた後は
広島国際会議場での「広島市名誉市民・森下洋子氏講演会」へ出かけた。
広島市の主催で、市の広報に載っていたもので、友と出かけたのだ。
 

 
「文化を通じて広島ができること~バレエを通じて見た世界と日本、広島~」だ。
昭和23年広島市江波生まれ。現在63歳だが、バレエの世界では超がつくほどのプロだが
話し方はまるで純真な乙女といった感じだった。
 

 
3歳でバレエを始め、今までバレエを止めたいと思った事は1度もないという。
小学校1年生から夏や冬休みに東京の教室に通い出した。
広島から東京まで(寝台)特急「安芸」で12時間もかかったという。
初めは親と一緒だったが、そのうち一人で行った。
東京到着時に無事到着の電報を広島の親の元へ打ったとか。
6年生になった時、一人で上京し東京に住むようになった。
 
両親は「我が子はバレエにさし上げた子」と言い、
お金は出してくれたがバレエのことは何も口出しをしなかったという。
母は広島で「キッチン森下」という店を開き、お金の援助をしてくれた。
両親は共に亡くなったが、「キッチン森下」は今でもまだあると言う。
 
バレエ一筋にここまでやってこられたのは、ひとえに周囲の人たちの助けがあったからだと言う。
人生は1回きり。迷いなくバレエだけを続けてこられたのは幸せで恵まれた生き方ができた。
 
祖母は被爆者だったが、いつも明るく前向きな生き方をする人だった。
そんな祖母を見て、いつも平和になって欲しいものだと思った。
 
今後、どこまで出来るかは分からないが、プロとしてはけがをしないように気をつけて
日々細心の注意をしている。1日2食で、昼食は取らないという。
軽くチョコレートなどを食べることはある。
練習は一日たりと休むことはない。
 
海外からの誘いもあったが、自分は日本人として日本でバレエをしていきたいと思い断った。
 
2010年広島市名誉市民の称号を与えられた。
 
バレエだけに生きてきた感じで、世間の荒波も受けずに来たかのようで
少女の様な純真なイメージがあった。
「天職」といえるバレエに集中できて、本当に幸せな生き方をしている人だ。
 
華奢で小柄で、150センチはないのではないだろうか・・・と友と話した。
それでも、舞台に立てば大きく見えるほどの演技なのだろう。
 
一流のプロと言われる人はそれだけで何かが違うのだ。
華やかな中にも、人知れず苦労はあるだろう。それを苦労と感じさせないのも、プロたるゆえんだろう。
バレエの世界に格別の興味があったわけではないが、プロの世界を覗けただけで良かった。
 
◆国際会議場に行く途中に、本通りを歩いて行ったが、
その本通りの通路に何やら長い列ができている。
何だろうと不思議に思ったが、よく見るとラーメンの「一蘭」の入店を待つ列だった。
最近、広島にも出店してきたのだ。一度行ってはみたいが、並ぶのは嫌だ・・・。
 

 
◆この日は3か所も出かけたので、歩数計は11,000を超えた。
外出するとさすがに歩数が一気に多くなる。
家にいるとこの半分だ。この冬は寒さも格別で、外に出るのも億劫になるほどだった。
膝の痛みもかなり強かったし・・・・。
勢い、歩数計の数は上がるべくもなく、運動不足につながる日も多かった。
 
 
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「水産まつり」と「金澤翔子書展」へ

2012.02.27(08:58) 3051

昨日はまたしても寒さが戻り大変寒い日だったが、
日曜日で、催し物が目白押しだった。一日に3つも出かけた。
 
◆まずは「広島市水産まつり」へ。(広島市西区商工センターで)
もう22回目だというが1回も行ったことがないので、1回くらいはと思い出かけた。
 

 
家から車でも30分以上かかった上に、駐車場に着いてからはシャトルバスに乗り換える。
会場に着いてみれば、入場するだけでかなりの列だ。
 

 
中に入っても人、人、人・・・・。
試食コーナーなどとてもじゃないが、有料の販売コーナーですら相当の列だ。
列に並ぶ気にもならず、会場をぐるりと1周しただけで帰ることにした。
 

 
結局何も買わず、何も食べず・・・。人が多すぎる。
何かが無理があるようだ。寒い中を何のために出かけたかという感じになった。
 
◆市内中心部まで車で戻り、途中で降ろしてもらった。
外食をした後は、三越(広島市中区胡町)の「金澤翔子書展」へ
 

 

 
ダウン症の書家として今有名になっている。
最終日でもあるし、次の用事まで時間もあるので寄ってみたのだ。
 
ここも人が多かった。21日(火)と25日(土)には本人が来たらしい。
広島では初めて、80作品が展示されていた。中は撮影禁止だ。
 

 
NHK大河の「平清盛」の題字で今話題だ。入り口近くに作品がちらりと見える。
 
どの字も力強い。それにどれもみな字の形態が違うのだ。
同じ人が書いたと思えないような種類の多さだ。
それだけバリエーションに富んだ書道である。
 
◆隣のデパート「天満屋」にも寄ってみた。3月4日(日)で閉店になる。
地下で買い物をしたが、安売りの品もあったので時間があれば買いたかったが
次の用事があるのでゆっくりもできずすぐに出た。
 
ここから歩いて平和公園内の国際会議場へ。ここで講演会があったのだが、これはまた次回へ。
 
 
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お好み焼き作りの復習で成功

2012.02.26(08:27) 3050

◆昨日は午前中2時間、公民館の料理教室で「ブラジル料理」を学んだ。
詳細はまた後日にでも。
 

 
残ったものをお土産に頂いて帰ったら、娘が喜んだ。
用事がなければ参加したいと言っていたくらい行きたがっていたからだ。
「美味しすぎる。」と言って喜んで食べたのだ。
 
◆料理教室といえばこれまで色々と行ったが、
先般行った「広島お好み焼き料理教室」で習った通りに家でも作ってみた。
 
 

 
お好み焼き作りは、我が家では娘の専売特許だが、
その娘から「美味しい。」とのお墨付きをもらった。
 
コツを習い忠実に作るだけで、これほど美味しく出来ようとは。
あまりにあっけないほどの上出来で、これまでの事は一体何だったのだろうという感じだ。
 
▼▼コツについては以前の記事にも書いたが、もう1度載せてみる。▼▼
 
卵は白身と黄身が分離する程度に混ぜるだけで良い、キャベツは細長く千切りにする、
切ったキャベツに水を少しだけかける、中にしっかりと空気を入れる、
上から押さえつけるのは最後に水分を飛ばす時だけ(しょっちゅう押さえつけない)、
ソースは早めに冷蔵庫から出しておく(40℃が一番おいしい。お好み屋さんでは鉄板の上に置いていたりする)、そばは「ゆで麺」が良い・・・・たくさんのコツを習った。
 
 

 
これまでは、自分で作ったらあまりおいしく出来ないので、ついつい作らなくなる。
作らないので上達しない・・・の悪循環だった。
 
やはりプロからコツと基本を習うことがいかに大切かと実感したのだ。
材料もあるもので済ませるのではなくて、きちんと揃えることも必要だ。
 
 
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生協のエコバッグ作りに参加

2012.02.25(08:47) 3049

昨日は生協主催の「荷造りテープを使ってエコバッグ作り」に参加した。
講師の先生は、いつも世話をしてくれるコープ委員会のメンバーの一人だ。
 

 
完成品を見ると簡単そうだが、結構手間がかかった。力もいる。
底から編んでいって、要所要所をボンドで止める。最後に手持ち部分をつけて完成。
周囲のみんなは器用な人が多くて、どんどん作り上げていく。
私は案外このような作業は苦手かも・・・と再認識させられた。
 

 
途中経過の写真を撮るところではなく、とにかく遅れないようについていくのに精一杯だ。
10時から始めて、終了したのは13時半過ぎだった。
片付けなどをしていると14時になった。
 
平素ここ生協の催しは午前中の2時間が多いのだが、今回は4時間近くかかった。
2時間では到底完成しないのだ。
 
途中で簡単ランチが出た。ちらしずしとお吸い物(ジュンサイともずく)だ。
 

 
終了後は役員さん手作りのケーキ(さつま芋とくるみ入り)と紅茶が出た。ほっと一息。
 

 
先生の完成品。中袋が付いているのが良い。
 

 
みなさんの完成品が勢ぞろい。出来あがって見ればどれもみな同じように上手く出来ている。
私のものもまあまあ満足する出来になった。
 

 

 
材料費600円、参加費100円、内袋300円だった。内袋はあった方が良いと思ったので買ったのだ。
夜、家で内袋を取り付けた。これは両面テープで貼り付けるだけなのだ。
 

 
紙テープとはいえ頑丈にできている。さてこれをどう使おうか?活用したいものだ。
 
 
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作家夫婦・津村節子と吉村昭

2012.02.24(08:48) 3048

公民館で借りた本。選んだ意味はないが、たまたま見つけて読んでみようと思ったもの。
津村節子著「ふたり旅・生きて来た証として」岩波書店、2008年第1刷
著者は1928年生まれの現在84歳。
 

 津村節子・・・・
福井県出身学習院女子短期大学文学科卒業1953
学習院で文芸部の仲間だった吉村昭と結婚。
 
学習院時代から少女小説の連載を行い、当時の十代層の間で人気を博した。
結婚後もしばらく少女小説を書きながら、夫の闘病生活や家計を支えた。
吉村と共に、同人誌に参加し、作品を発表する。結婚後も「北原節子」名義で執筆を行っていたが、
同姓同名の「編集者にして随筆家」と知り合った事で、
ペンネーム「津村節子」で創作執筆を行うようになった。
 
41回、第49回、第50回と3度の木賞候補に。また、52回の芥川賞候補ともなり、
1965「玩具」で第53芥川賞受賞。当時女性の同賞は珍しく話題となり
「玩具」はベストセラーとなる。また、当時は「主婦にして作家」は珍しく
また何度も芥川賞候補となっていた夫をさしおいての受賞であり、
「文学に専念するため離婚するのでは?」とジャーナリズムにあらぬ噂をされた事もあった
 
2011文學界5月号に夫吉村昭(2006年夏没)最期の日々を
克明に描いた私小説『紅梅』(同7月に文藝春秋で刊行)を発表。
 
ふたり・・とは夫の作家・吉村昭さんとのことだ。
夫婦で作家をしており、一生作家をしたくて吉村さんとの結婚をためらっていたら
吉村さんの弟に兄との結婚を懇願されたのだ。
少女時代から、夫との出会いと別離まで、作家人生を振り返る。
 
幼い頃は虚弱体質で、本を読むことが習慣になったという。
結婚後も書くことの意欲は衰えず、夫よりも先に世に出る形になった。
緻密な筆致で人生を振り返る。
 
◆そういえば、津村さんの作品はほとんど読んでいないが、
夫の吉村昭さんの書いたものはいくつか読んだことがある。
実家にはたくさんある。戦争ものなども多いので父が好んで読んだのだ。
以前にも借りて読んだが、実家からまた借りて来た。
 

 
吉村昭著「縁起のいい客」文藝春秋、2003年1月15日第1刷・1月30日第2刷
これはエッセイ集で、数々のエッセイが載っている。
どれも飾らない文体ではあるが、読んで小気味良い。
 
夫婦は東京の井の頭に住んでおり、
上京した時に井の頭や吉祥寺などに行ったことがあるので、その頃読んだ気がする。
 
小説の資料調べで各地を旅している。札幌は150回以上、長崎は100回以上行っている。
「戦艦武蔵」などの戦史小説を書いていたが、年と共に証言者が老齢化してついにはほとんどいなくなったのを機に、この種の小説の執筆を止めることにした。
 
この小説に関しては、艦の引き上げ時に遺体を写真撮影したのは、地元・中国新聞社の記者
白石鬼太郎氏だったというのが出て来た。吉村氏は白石氏にも会っている。
 
吉村昭・・・
1927年東京日暮里町に製綿工場経営者の八男として生まれる。
肋膜炎や肺浸潤で欠席が多かったが、19453月、戦時特例による繰上措置のため
卒業できた。しかし教練の成績が悪かったため上級校に進学できず、予備校生活を送る。
 
1944、母が子宮癌で死去。194512月、父が癌で死亡。
1948に喀血し、胸郭成形手術を受け、左胸部の肋骨5本を切除。
この大病がもとで旧制学習院高等科を中途退学。療養生活を経て、
新制学習院大学文政学部文学科に入学。この頃から作家を志望するようになる。
 
文芸部で知り合った北原節子(後年の小説家津村節子)と結婚。
繊維関係の団体事務局に勤めながら、丹羽文雄主宰の同人誌『文学者』、
小田仁二郎主宰の同人誌『Z』などに短篇を発表。
 
19591月「鉄橋」が第40芥川賞候補に、7月に「貝殻」が第41回芥川賞候補に、
1962「透明標本」が第46回芥川賞候補に、同年「石の微笑」が第47回芥川賞候補になるも
受賞を果たせず、1965に妻の津村節子が受賞した。
 
19662太宰治賞を受賞。長篇ドキュメント『戦艦武蔵』が、
新潮』に一挙掲載されたことでようやく作家として立つことになった。
 
1972『深海の使者』により第34文藝春秋読者賞受賞。
1973『戦艦武蔵』『関東大震災』など一連のドキュメント作品で第21菊池寛賞受賞。
1979『ふぉん・しいほるとの娘』で吉川英治文学賞受賞。
1985『冷い夏、熱い夏』で毎日芸術賞を、『破獄』で讀賣文学賞および芸術選奨文部大臣賞
受賞。1987日本芸術院賞受賞。1994『天狗争乱』で大佛次郎賞受賞。
97年日本芸術院会員。2003年に妻の津村節子も会員となる。
 
2005春、舌癌と宣告され、さらにPET検査により膵臓癌も発見され
20062月には膵臓全摘の手術を受けた。退院後も短篇の推敲を続けたが、
新たな原稿依頼には応えられなかった。
同年7月30夜、東京都三鷹市の自宅で療養中に、看病していた長女に「死ぬよ」と告げ、
みずから点滴の管を抜き、次いで静脈に埋め込まれたカテーテルポートも引き抜き、
数時間後の7月31午前238分に逝去、79歳没。
最期が壮絶だ。

遺稿「死顔」は、『新潮 200610月号に掲載された。
 
<テレビ・映画化されたもの>
・一家の主 (テレビドラマ、年代不明)
漂流 (東宝映画、1981年、主演北大路欣也)
ポーツマスの旗 (NHKドラマ、1981年、主演石坂浩二)
・魚影の群れ (松竹富士映画、1983年)
・闇にひらめく (松竹映画『うなぎ』、1997年)(同年、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞)
・休暇 短編集「蛍」収録(映画 リトルバード、2008年2月、主演小林薫)
・桜田門外ノ変 (東映映画、2010年)
・最後の仇討 「敵討」収録(主演藤原竜也、テレビ朝日テレビドラマ、2011年2月26日)
・光る壁画 (テレビ朝日テレビドラマ、2011年10月1日)
 
作家としての経歴を見るだけでもその偉大さに気づく。
あの三島由紀夫さんとも親交があった。「金閣寺」を絶賛している。
奥さんの津村さんは歩くのが速いので、
いつも背中を見ながら歩いたことを「家内の背中」に書いている。
 
夫婦はお互いの作品は読まないという。
別々の作家生活の中で、お互いがここまで書くことに夢中になれるとは
ある意味で「似たもの夫婦」である。これだけ有名な作家夫婦は珍しいほどだ。
 
◆実家の父の本をもう1冊借りて来たので、早速読んでいる。さすがに面白い。
じっくり読まないと難しいが、吉村作品らしい事実を忠実に再現した歴史小説だ。
江戸末期に難破した幕府の御用船から米を奪った漁民たちの話だ。
 

 
 
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早朝市、その後実家へ

2012.02.23(09:20) 3047

◆昨日は朝市の日。朝市と言うより「早朝市」と言った方が良いほど朝が早い。
 
毎週水曜日は5時50分に目覚ましをかけて起きる。
1~3月は週1回だけで、4月からは2回になる。
 
今年の寒さの中では何をするのも億劫だったのに、この朝市だけはほぼ出かけたのだ。
6時15分までに着くように家を出るが、真っ暗な中では懐中電灯がいるほどだった。
1月など凍てつくような寒さで、待っている場所で風が吹くと耐えられないほどだった。
マフラー、手袋など防寒は万全にしたのではあるが。
 
最近は少しずつ明るくなってきて、寒さもほんのちょっとずつだが春に向かってきている。
野菜の量も客も多くはないが、それでも新鮮野菜が安く手に入るので欠かさず行っている。
 
◆昨日は、その後実家へ出かけた。
 
亡母の遠縁の親戚が亡くなったので、父は香典だけを持参すると言う。
市内の奥にあるその家まではかなりあり、一人で出かけるにもかなり遠いし、
寒さで葬儀の日は到底出かけられなかったという。
 
私の母が亡くなった時に夫婦でお悔みに来てくれたので、父は気になっていたのだ。
その夫婦の男性の方が亡くなったのだ。父と同じ年だと言う。
その奥さんが母の従妹だとか聞いたが、私もよく知らない人だ。
 
夫婦でお悔みに来てくれた母の葬儀はもう9年近くも前のことだ。
その従妹に当たる奥さんも高齢で、父が母のことを話してももう認識が出来ないようだった。
 
もう9年も前の元気な頃と条件が違うのだから、
多少義理を欠くことはあっても仕方がないと私は思うのだが・・・。
 
少々の義理を欠いても仕方がない充分な年齢になっている。
義理のために体に無理をすることこそ禁物だ。
自分の体を第一に考え、世間の義理はそのあとでも仕方がないのではないかと思う。
 
それでも、父は気になっていたことを果たして一安心したようだ。
昔堅気の人間はいつもそうなのだ。
 
その後2人で外食。
晴れ間も見えない日でさすがに寒いので、気になった墓参りも行かなかった。
買い物やドライブをして、家の中の掃除や片付けをした。
 
午後からは昼寝をするのが習慣なので、寝ているのを起こすのもいけないので声もかけずに帰った。
帰る頃には雨が降り出した。寒い一日だったが、外出しても車内は暖かくて父は随分喜んだ。
 
 
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料理教室へ・梅の開花遅れ気味・髪切り

2012.02.22(08:30) 3046

◆今年は寒さが厳しく、梅の花の開花も遅れているような気がする。
近所の梅の木のもまだつぼみ状態だ。
 

 
去年のブログ記事を読んでいたら、もうこの時期は相当咲いていた。同じ場所の同じ木の梅を写したもの。

 
◆昨日は病院での料理教室の日だ。
1名新顔さんが入ってきたので、やっと6名になった。3品を2人組で作った。
 

 1油淋鶏の青じそ風 2里芋のおやき 3旬野菜のちりめんみそ添え
 
▼鶏のから揚げにかけた青じそソースが美味しかった。(1人分342kcal)


里芋の柔らかさがぱりっとしたお焼きになってこれまた美味しい。(1人分35kcal)▲
 
ちりめん味噌が美味しくて、人参や大根も甘くてしっかりと食べられる。(1人分100kcal)▼

3品合計で477kcal+ご飯
今回は「しょうが」の勉強をした。
 

 
臭み消し、新陳代謝を高める、食中毒の予防、胃液の分泌を高める
種類・・葉生姜、筆生姜、新生姜、根生姜
選び方、保存法、豆知識も。・・・1かけとは親指の先10gが目安。
はじかみとは「端赤み」が転じた。甘酢生姜の色は新生姜だけがピンクになる。
ジンジャエールはコカコーラ社は「ジンジャーエール」、アサヒ飲料は「ジンジャエール」として出している。
 
◆昨日は午後から髪を切りに行った。前回は10月だから4ケ月ぶりになる。
3ケ月なら四季毎に行くことになるが4ヶ月では年3回しか行かないことになる。
冬の髪は長いほうが温かくて良いが、洗髪や乾燥など手間がかかるものではある。
 
今日は実家行き。
 
 
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広島お好み焼き教室

2012.02.21(08:29) 3045

近くにあるスーパーマーケットが、料理教室を行うとチラシに出していたので応募した。
「ユアーズ料理教室・広島お好み焼き教室」だ。
 

 
主催はスーパーだが、協賛がオタフクソース株式会社で、場所はガストピアセンターだ。
午前と午後の2回あり、合計24名定員だった。参加費無料。
 
後で知ったのだが、応募は180名もあったという。よくぞその中に入ったものだ。
まあ、午前に応募したのが良かったか。朝からは出かけにくい気もするので少なかったのだろう。
 

 
10時に集合、説明、模範調理の後、2人組で調理台を1つ使い自分用のお好みを各自焼く。
 
お好み焼きは広島人なら当たり前に作れるだろうと思われるが、
我が家は娘が上手いが、私は案外上手くない。我流なのでお店のものほど美味しく出来ないのだ。
しょっちゅう食べたいわけでもないので向上もしない。娘はさすがに好きなだけあって上手いのだ。
我が家では、お持ち帰りや配達を頼んだり、外食をすることもある。
 
やはりちょっとしたコツを習うと違うものだ。
この道13年(と言われたような・・)の男の先生がコツをあれこれ教えてくれる。
今回はフライパンで作るものだ。我が家は厚手の鉄板で作るが、フライパンで出来れば手軽だ。
 

 
卵は白身と黄身が分離する程度に混ぜるだけで良い、キャベツは細長く千切りにする、
切ったキャベツに水を少しだけかける、中にしっかりと空気を入れる、
上から押さえつけるのは最後に水分を飛ばす時だけ(しょっちゅう押さえつけない)、
ソースは早めに冷蔵庫から出しておく(40℃が一番おいしい。お好み屋さんでは鉄板の上に置いていたりする)、そばは「ゆで麺」が良い・・・・たくさんのコツを習った。
 
手順も普通とちょっと違うものを教えてもらった。
そばを炒め別皿に取り、卵を焼き、その上に焼きそば、キャベツ、かつおぶし、天かす、イカ天、青ネギ、モヤシ、豚バラ肉と重ね、最後につなぎの生地をかけ、裏返ししっかり焼けたら完成だ。
 

 
先生の出来上がり作品。
 

 
自分で作ったものをいただく。形はやや崩れたが、美味しい。これほど美味しく出来るとは。
 

 
1・プチお好み焼きと、2・プチトマトとうずら卵のらっきょう酢漬けも頂いた。
 

 
試食の時に紹介された「スパイシーお好みソース」。
普通のお好みソースは甘めなので、辛いのが好きな若者などに向けて作られたとか。
黒・白胡椒、赤唐辛子入りだから、スパイシーなはずだ。かなり辛い。
 

 
オタフクソースとユアーズからお土産も頂いた。
 

 
参加した皆さんも同じような世代の人たちで、和気あいあいと出来た。
関係者のみなさんはどの方も爽やかな笑顔で接してくださり、本当に感じが良かった。
 
試食、片付けをして12時前には全部が終了した。1個でいつも食べるものより満腹状態だ。
良い時間が持て満足した。関係者の方々に感謝したい思いだ。
 
 
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講演会・藤原和博さんの「坂の上の坂」

2012.02.20(08:37) 3044

昨日は講演会へ出かけた。今回も元同僚の友達と一緒だ。
「坂の上の坂」~55歳までにやっておきたい55のこと~
藤原和博さんの本の刊行記念講演会だ。
 

 

 
この本の内容は・・・坂の上に「雲」はなかった!!
年金、雇用、災害・・・男性79歳、女性86歳という平均寿命までの長すぎる時間を、
どう過ごすのか?「人生の後半戦」を生き抜くための教科書
 
東京杉並区立和田中学校・前校長、元大阪府知事特別顧問。
リクルートから教育界へ転じた異色の経歴で話題になった人だ。
「よのなか科」を中学校現場で実践して話題を集めた。
 
教育関係者や、中高年などこれからの生き方をどう生きるかに関心のある人が集まったようだ。
定員500人一杯で人気のほどが分かる。1時間半の話はエネルギッシュなものであった。
 

 

 
◆20世紀は成長社会で、情報処理力が求められた。正解主義だ。
21世紀は成熟社会で、情報編集力が求められる。納得・修正主義だ。
 
ロールプレイング(模擬授業)のまねごとの様なものをやった。
実際に中学校でやったものの一部であったが。
 
◆名刺を出さないで自己紹介をする練習をした。
自分のキャラを編集してプレゼンをする=自分プレゼン術
 
◆人生のエネルギーカーブを描いてみる。
今までは「一山型」だったが、昔と違って人生70~80年も生きる中では「連峰型」であるべき。
今から何十年も生きる中で、様々の方向からの挑戦が必要。
そのためにはあらゆる方向からの取り組みがいる。裾野を固めることが必要だ。
 
やや、抽象的な内容やロールプレイの様な実習的な物が多かった。1時間半ではやや時間不足か?
最後の部分にテーマがあったようだが、やや尻切れトンボの様な感じだ。
あとは本を読めばわかるのだろうが・・・。
たくさんの人が著者の本を購入していた。私はすぐには飛びつかない。またの機会にでも。
 
元気な体で平均寿命まで生きられるとするならば、まだ30年ほどもある。
仕事をした年数に近いくらいの期間だ。
 
ただ単に日々の雑事に追われるだけではだめだということはしっかり認識できた。
今の私の生活では、現役時代にできなかったことをしてはいるものの
専業主婦として、3度3度の食事作りに追われる毎日だ。
 
それだけでは決して充実した日々とは言えない気がするのだ。
そこでさてどうするかだが・・・・。
 
 
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美しく歳を重ねるために


2012年02月
  1. 胃がん検診受診(02/29)
  2. バレエの森下洋子さんの講演会・「一蘭」の列発見(02/28)
  3. 「水産まつり」と「金澤翔子書展」へ(02/27)
  4. お好み焼き作りの復習で成功(02/26)
  5. 生協のエコバッグ作りに参加(02/25)
  6. 作家夫婦・津村節子と吉村昭(02/24)
  7. 早朝市、その後実家へ(02/23)
  8. 料理教室へ・梅の開花遅れ気味・髪切り(02/22)
  9. 広島お好み焼き教室(02/21)
  10. 講演会・藤原和博さんの「坂の上の坂」(02/20)
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