広島土砂災害から1年
2015.08.21(09:19)
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◆昨日8月20日は、75人が亡くなった「広島土砂災害」がおきた日だ。1年が経過した。
各所で追悼の式が行われた。
今年は戦後70年、日航機墜落事故30年と区切りの年だったためか
これらに関する話題が多かった。
日航機事故にしても、土砂災害にしても、亡くなった本人はもちろん
あとに残された遺族の方々にとっても、あまりにも予測不可能な出来事に
いつまでも心の整理が付かないだろう。無念の一言なのだ。
ガンで亡くなる人も増えている昨今だが、ガン死はある意味で死の時期を予告されたもの。
死への準備が出来るのだ。不慮の事故ではそれが出来ないので対極の死と言えよう。
◆時を同じくして、このところ雨がよく降る。
我が家は災害場所からかなり離れているが、それでも経験したことのない大雨だった。
あまりの降雨に、たたきつける音がうるさくて眠れない夜を過ごした。
雨の帯が5~10Kmずれていたら、当地でも同じ様な状況だったと思うとぞっとする。
我が家も少し歩けば裏山がずっと迫っているのだ。
今でこそ地名にはないが、地区の名として「谷」も残る。
◆昨年は、災害後しばらくして落ち着いた頃、被災地を訪れた。
その悲惨な状況には声も出なかった。自然災害の怖さを思い知ったのである。
人間は自然に比べればはるかに小さく微力なものだ。しかし、それでも出来ることがある。
国土の6~7割が森林の日本だが、その森林をしっかりと守ることで防げるものもある。
木々の間伐の必要性をテレビでやっていた。
荒れるばかりの森林、放ったらかしにしているとしっぺ返しがやってくる。
山を削り団地にしているのを見ると不安を覚える。まさに自然破壊だ。
あちらこちらの山がはげ山になっていく状態を見るにつけ、
いつかやってくるであろう自然からの反撃が怖い。
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