見延典子さんの講演会へ(ひと・まちプラザ)
2016.06.13(07:58)
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11日(土)には講演会へ出かけた。先週は出かけることが続いた。
講演会は、作家の見延典子さんの「広島はなぜ軍都になったのか」だった。
見延さんが発刊した新著「汚名」にかかわる話だった。
この本はまだ読んでいないが、「幕末の広島藩で勘定奉行の要職にあった人物が
贋金づくりに手を染め、明治維新後は広島市長になった」という話だ。
私は、この事実を以前別の講演会で聞いて知っていた。
4月にあった見延さんの出版記念講演会についての新聞記事も切り取っていたのだ。▲
そして6月のこの時期に、また同じような講演会が出版社主催であったのだ。
「汚名」本にかける出版社の熱意が伝わる。男性が多かった。
見延さんは1955年北海道札幌生まれの61歳。今は広島在住の作家として知られるが、
早稲田大学の卒論で書いた「もう頬づえはつかない」は
出版後50万部超えのベストセラーになり、桃井かおり主演で映画化されヒットした。
結婚後はずっと広島に住み、作家活動やテレビ・ラジオ出演などをしている。
頼山陽の生涯を描いた小説で新田次郎文学賞を受賞している。
1時間の話だったので、深い話にはならず詳細は本を読んでほしいということだった。
事実をかなり調べ上げ、それを基に想像(創造)の世界を作り上げたという。
演題の答えは…①地形的位置から来るもの ②最後の藩主・浅野長勲とのかかわり
③頼山陽とのかかわり・・・などがあると言う。
広島で大いに活躍している作家として、見延さんはどんな人なのかも興味があったが
何とも気さくな感じの人だった。本を是非読んでみたい。
■講演会があった場所は「ひと・まちプラザ」(広島市中区袋町)だ。
耳にしたことはあるが、初めて入る建物だった。袋町小学校が隣接しており、
ここには「袋町小学校・平和資料館」がある。ここには入ったことがある。
この付近は爆心地から460mと近く、
今でもあちこちに被爆関係の写真や記念館などが残っているのだ。
この日はまだまだ色々な場所を訪れた。続く。
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