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読書:漬物・ひろしま文庫・花埋み(渡辺淳一著)の本を再読

2012.09.30(07:57) 3293

家の蔵書を片づけていたら、面白い本を見つけた。共に古い本だが、長らく見ることもなかった。
どこに隠れていたのだろうかと思うほどだ。
 
■「漬物」の本。「特選・保存版」とある。
「オタフクソース創業60周年記念出版」となっている。昭和57年発行。
おそらくオタフクソースから貰ったものだろう。
311ページにわたりあらゆる漬物が載っている。これからも役立ちそう。
 

 
■「ひろしま文庫」(広学図書)の「ひろしま文学紀行」と「ひろしまふるさと銘菓」の2冊だ。
共に昭和59年発行。
 
「ひろしま文学紀行」には広島と文学の係わりが載っており、
広島周辺には「大竹・旧大竹海兵団」として阿川弘之(阿川佐和子さんの父)「雲の墓標」が載っている。
その他、竹原・尾道・福山・県北などと文学の係わりなど多くが載せられている。
「セピア色のページをめくるように、広島に縁のある作家たちの“青春の墓標”をたどる」もの。
 

 
「ひろしまふるさと銘菓」も興味を引く。
藤井昭典(朝日新聞、朝日放送・ホームテレビなどに勤務後フリーライター)著。
県内300余の菓子の中から、60の銘菓を選び、そのルーツなどに触れている。
 

 

 

 

 

 
もう30年も前の本なので、今ではもう作られていないものもあるだろう。
いまだに人気を博しているものもある。その変遷は今では大きいであろうが。
今日同じような本を出せば、かなり趣の変わったものになると思われる。
 


 
 
 
 

 
なんだか懐かしいような、心がホッとする思いで読んだ。
 
■内容はがらりと変わって、渡辺淳一の「花埋み(はなうずみ)」を読んだ。
新潮文庫、昭和50年5月初版、54年6月13刷。
 

 
これはいつも本棚にあるのを眺めていたものだが、久しぶりに読んでみると
過去に読んだ記憶は全くなかった。初めて読んだ気がするほどだった。
日本初の女医・荻野吟子の話だ。
 
<明治初年埼玉県に生まれ、離婚後苦学して医者になり、キリスト教の洗礼を受け、
社会運動にも参画する。同志社大学の学生で14歳も年下の男性と再婚をする。
その後、夫の開拓の夢のために北海度に渡り、苦労を重ねた中で夫を亡くす。
晩年は東京に戻り、養女にしていた夫の姪に看取られ63歳で亡くなる。>
 
まさに波乱の生涯を描いている。まるでドラマを見ているかのような生き方だ。
北海道に渡らなければ、東京で富と名声を得て歴史にも残る人物となったであろう。
その生き様が何ともドラマチックで、惹きつけられるのだ。
 
作者は今では考えられないような、こんな骨太の長編小説を過去には書いていたのだ。
北海道での医者時代に、研究室を片づけていた時荻野吟子に関わる資料を見つけたという。
 
北海道医師会、日本女医史、開拓町史などの文献を資料としている。
養女の竹ノ谷トミさんからも話を聞いたりもしている。
舞台化やドラマ化もされているのだ。本当に感動作で夢中になって読んだ。
 
 
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コメント
おはようございます
懐かしいものを発見し、感動しています。「ふるさと銘菓」の本の中に、「浅野四十二万石」です。大学時代、アルバイトをしたことのあるお店の代表銘菓です。
インターネットで調べると、「天光堂」さん、今もご活躍の様子で、とっても嬉しかったです。
思い出をたどるきっかけを有難うのナイスです。
【2012/09/30 08:34】 | miyasan #79D/WHSg | [edit]
みやさん、それは懐かしさでいっぱいでしょう。
思い出のあるお店だったのですね。
今の時代はお菓子の種類も増えていますので、生き残るには厳しいでしょうが
今も活躍とは嬉しいことです。
【2012/09/30 12:45】 | fan #79D/WHSg | [edit]
私も同じ本を何度も読みます^^
そのつど初めて読んだ気分になり記憶が悪いとあきれるばかりですが、同じ本で何度も楽しめるから得かなとも思います^^
【2012/09/30 13:35】 | くんちゃん #79D/WHSg | [edit]
くんちゃん、本は1度だけではもったいないし、案外すぐ忘れるものです。
2度3度と読めば本も役目を果たしたと言えるでしょう。
まあ、それだけ読めばもうお役目は終了と考えても良いでしょう。
後は、それをそのまま置いておくかどうかにかかっていますね。
【2012/09/30 16:21】 | fan #79D/WHSg | [edit]
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