
◆昨日は「アフタ-サミット見学会」に出かけた。
G7サミット取材拠点「国際メディアセンター」の見学会募集に当選したのだ。
見学会は講座が15分、その後会場の見学をして、全1時間。
「広島サミット県民会議」と「外務省」の共催。
県民会議は昨年7月に発足、県や23市町、経済、平和関連などの全107団体・企業など官民で構成するもの。
メディアセンターは5日間で延べ1万人の記者たちが活動した。
この度は、その活動会場内が見られると思ったのだが、
実際はそれらは片付け作業中で、立ち入り禁止区域になっていた。



◆センターには650席の共用スペースや記者会見室の他、
原爆被害や被爆地の復興の歩み、県産品などの展示コーナーが数多くあった。
今回の見学は、これらの展示物を見るのがほとんどだった。
メディアの人たちは忙しい中、これらの展示物をすべて見られたのだろうか。
食べ物のブースもたくさんあったらしいが、もうすべて撤去されていた。



今回の人気は、首脳たちが囲んだ「円卓と椅子」。
プリンスホテルのものとは違っていたが、旅館やホテルから持ち込まれたものだという。



プリンスホテルの円卓や椅子は、近いうちに館内展示をする予定という。
記念撮影をした庭やロゴが入ったオブジェはすでに一般公開を始めている。
◆3グループに分かれ、それぞれに説明をする人が付く。
体育館の中には多くの部屋があり、それらを大移動して見て回る。
「階段がたくさんあるので、体の不自由な人は別ルートで案内します」と言われ、
一度は遠慮したが、やはり従って良かった。もう一組乳母車で3人の子供を連れた女性もいた。
しかし、速足で広い会場を歩き回るのはしんどかった。
我々夫婦に広島県府中町職員の若い男性が付いて、親切に案内してくれた。
ただし、別行動なので説明が聞かれず、わからないことも多かった。
1時間終了後は、もう足が棒のようになって痛みも出た。
もう以前のように意欲的に出かけることは難しくなっている現実に愕然とする。
まだ老いる年齢ではなく、同世代は元気はつらつとしている人が多いのに、私は悲しい。
これだけの展示物を見るには時間が不足したし、多くの人に見てもらいたいほどだ。
しかしいつまでも置いておくわけにもいかず、片付け作業のためには致し方ないのだろう。
関係者は、サミットが終了してもまだ仕事が続いていたのだ。ご苦労様と言うしかない。
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